• Imagix 4D ユーザガイド
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Diffツール

構造レベルでバージョンの違いを分析することが、デルタ解析を強力かつユニークなものにします。 ただし、すべての方法でドリルダウンし、基礎となるソースコードの違いを表示すると便利な場合があります。 この目的のために、Imagix 4Dには構造レベルの分析と緊密に統合されたdiffツールが含まれています。

Imagix 4Dのツールは、diffツールで通常見られる機能と、Imagix 4Dのファイルエディタのナビゲーションおよび統合を組み合わせたものです。 ソースコードの現在のバージョンのシンボルは、エディターと同じように色付けされ、リンクされています。 リンクは、ソースコードの参照とコンテキスト依存メニューをサポートします。このメニューから、関連するグラフ、フローチャート、クエリの分析を生成できます。

ソースファイルの2つのバージョンの違いは、色で示されます。 デルタ解析の他の場所と同じ配色が使用されます。緑は現在のバージョンにのみ存在するコードを示し、赤はリビジョンにのみ存在するコードを示します。 さらに、tanは両方に存在し、変更されるコードを示します。

リビジョンファイルの場所の指定

特定のソースファイルに対応するリビジョンの場所を指定する必要があります。 Diffツールのローカルの [ファイル] > [リビジョンの検索...]メニューから、これを行うためのダイアログにアクセスできます。ダイアログでは、同等のリビジョンが代替ディレクトリの場所にある既存のファイルであるか、ソース管理システムを介してアクセスされるファイルであるかを指定できます。

既存の代替ファイルの場合、現在のソースファイルからのディレクトリオフセットを指定する必要があります。多くの場合、これはリビジョンのロードで使用したのと同じディレクトリオフセットになり、設定はデフォルトになります。

代わりに、ソース管理システムを介してソースファイルのリビジョンバージョンを使用できる場合は、そのインターフェイスを指定する必要があります。ソース管理システムとの一般的な統合は、ファイル ../imagix/user/user_ed.tcl を介して構成されます。ファイルのセクション3には、手順と統合スタブが含まれています。これらの指示を変更したら、[オプション]ダイアログ([ファイル] > [オプション...] > [ファイルエディター] > [差分ツール])を使用して、そのソース管理アクセスの使用を有効にできます。

独自の差分ツールの使用

ソースコードの違いを調べるために独自のdiffツールを使用したい場合があります。差分ツールを代替として設定し、比較のためにソースファイルを開くたびに、差分ツールとImagix 4Dの差分ツールを選択できます。

ファイル ../imagix/user/user_ed.tcl を使用して、diffツールとの統合を構成できます。ファイルのセクション2には、そのための手順と統合スタブが含まれています。差分ツールには、Imagix 4Dの内部差分ツールで使用されるのと同じリビジョンファイルの場所に関する情報が渡されます。そのため、特定のリビジョンについて、プロジェクト/リビジョンに適切に設定されるまで、差分ツールを使用してリビジョンのソースファイルの検索ダイアログにアクセスする必要がある場合があります。

user_ed.tclを構成し、リビジョン/プロジェクト設定を希望どおりに設定したら、プライマリdiffツールまたは代替としてdiffツールの使用を有効にできます。これは、オプションダイアログ([ファイル] > [オプション...] > [ファイルエディター] > [差分ツール])を使用して行います。