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プロジェクトとデータ収集Imagix 4D は、ソフトウェアの多岐にわたる側面を表す数多くのソフトウェアに関する成果物を、その情報源として活用します。これらのデータソースの大半は、すでに各環境に存在しているのです。例えば、Imagix 4D は最も重要な成果物、すなわちソースコード自体から直接、クラス、関数、変数、および型の情報を抽出することができます。これにくわえて、ビルドの依存性に関わる情報を生成する Makefile を解析することも可能です。ソフトウェアの異なる一面を調べるには、明示的にデータソースを生成した上で、Imagix 4D を用いてそのデータソースからデータを収集する必要があります。通常、そのデータを生成するために使うツールは、コンパイラです。一例をあげると、Unix 環境で生成されたテストカバレッジの結果を解析するため、Imagix 4D は .d ファイルから情報を抽出します。これらは、コンパイラの -(x)a オプションを設定し、コードをコンパイルしたのち、実行ファイルを実行することによって生成されます。 インポート対象のデータソースを選択することで、ソフトウェアについて収集される情報の種類と範囲を制御します。これらのデータソースからの情報は、Imagix 4D のデータベースに統合されます。また、その結果として生成される情報の一群をプロジェクトと呼び、それがファイルシステムに格納されるのです。通常は複数のプロジェクトを作成し、ソフトウェアのさまざまな構成要素を調査するために、それぞれのプロジェクトを使用します。 データをインポートするプロセスは、次の3段階で構成されています。
1. 追加したい情報を含むデータソースの選択
2. まだ存在しない場合には、そのデータソースを生成 3. 該当のデータソースをプロジェクトへ追加 一度そのデータをインポートすると、ソースコードと同期するための、多彩なオプションを利用することができます。
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