• Imagix 4D ユーザガイド
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データソース

Imagix 4D は、ソフトウェアのさまざまな側面をカバーする多彩なディスプレイ・ウィンドウならびにレポート機能を提供します。これらのディスプレイに表示される情報は、数多くのデータソースを基に生成されます。Imagix 4D のプロジェクト・データベースにデータをインポートする際は、使用可能な情報の型と範囲を制御する必要があります。

データソースには、Imagix のディスプレイで使用される情報として、次の基本的なタイプがあります。

ファイルシステム: ディレクトリおよびファイルの階層構造に関するデータが格納されます。また、所有者、読み書きのパーミッション、更新日などの属性も含まれます。Imagix 4D はファイルシステムから、この情報を自動的に収集します。

プログラム要素: Imagix 4D のディスプレイの大半は、品質メトリクスなど、プログラム要素の属性を表す情報を含め、プログラム要素とその相互関係に焦点を置いています。Imagix 4D は、ソースファイルそのものを解析することで、このデータを生成します。

プロファイルデータ: 実行ファイルの実行時の動作を決定するデータソースは、コンパイラにオプションを設定した上で、実行ファイルを実行することにより生成されます。これらのデータソースのロードは、明示的に指定する必要があります。

このようなデータソースの中で最も重要なものは、ソースコードそのものです。調査の対象となる情報が含まれるデータソースを特定できれば、今までに作成されたことのないデータソースを生成する準備が整ったと言えます。