CKメソッドの凝集性の欠落 (LCOM) |
Lack of Cohesion of Methods(LCOM)は、クラスのメンバ関数における凝集性を表す測定値です(Chidamber および Kemerer が LCOM を提案。1994年に定義を改訂)。
ユーザは、クラスの凝集性における別の定義を選択することも可能です。そのうちの1つに、Li ならびに Henry によるグラフ理論の計算における、Hitz と Montazeri の1996年の再定義があります。2つめは Henderson-Sellers 氏が提唱する定義で、特定の属性(メンバ変数)を読み取りや設定を行わないメソッド(メンバ関数)の比率であり、クラスの属性すべてが平均化されたものです。 |
CKオブジェクト間のカップリング | クラスの結合度、もしくは依存性における尺度です(CK メトリクスの CBO)。これは使用される外部クラスの数量を表します。 |
CK継承ツリーの深さ | クラスから基底クラスへの継承ツリーの深さを示します(CK メトリクスの DIT)。 |
CK子の数 | クラスから直接的に派生したクラスの数量を示します(CK メトリクスの NOC)。 |
CKクラスへの応答 | クラスのメソッドによって呼び出されるメソッドの数を表し、クラスの応答数の測定値です(CK メトリクスの RFC)。 |
CKクラス単位の重みつきメソッド数 | クラスのメソッドに対するサイクロマティック複雑度の合計値です(CK メトリクスの WMC)。 |