• Imagix 4D ユーザガイド
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関係型

関係には方向性があり、2つのシンボル間におけるバイナリの依存関係を矢印で表します。別途、指摘がないかぎり、関係データはソースコードを解析することによって、収集されたのち更新されます。Imagix 4D データベースは、次の関係型を認識します。

関係シンボル型
(From > To)
説明
Aggregates
(集成)
クラス1 > クラス2クラス1のメンバ宣言にクラス2を使用します。
Base Class Of
(基底クラス)
クラス1 > クラス2クラス1をクラス2に継承します。
Calls
(呼び出し)
関数 > 関数
関数 > マクロ

関数が前処理されると、マクロが展開されます。
Contains
(包含)
ディレクトリ > ディレクトリ または ファイル
ファイル > シンボルファイルはシンボルの定義を包含します。
クラス > メンバ
関数 > ローカル変数
Declares
(宣言)
ファイル > シンボル
クラス > メンバ
ファイルはシンボルの宣言を包含します。
Dynamic Calls
(動的な呼び出し)
関数1 > 関数2特に Java のリフレクション API で invoke() を使用すると、関数1は動的に関数2を呼び出します。情報は [反映解析] レポートを使用して収集されます。
Has Friend
(フレンド)
クラス > クラス
Has Type
(型)
変数 > データ型
関数 > データ型

関数は、パラメータあるいはローカル変数の宣言にデータ型を使用します。
Includes
(インクルード)
ファイル1 > ファイル2ファイル1が #include <ファイル2> のようなプリプロセッサ・ディレクティブを使用し、ファイル2をインクルードします。
Overridden By
(オーバーライド)
関数1 > 関数2クラス2がクラス1を継承する場所で、クラス1 メンバはクラス2によってオーバーライドされます。
Reads
(読み取り)
関数 > 変数
関数1 > 関数2

関数1は、引数として関数2を渡します。
Sets
(設定)
関数 > 変数